プラナリア
- 作者: 山本文緒
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/10/25
- メディア: 単行本
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短編集。
現代の無職をテーマにした作品集・・・らしい。
無職歴2年(足すと)の私はつい、手にとって仕舞いました。
囚人のジレンマをテーマ?に書いてある作品が一番スキでした。
経済学を齧ったことがある人なら、ご存知かと思いますが。。<ジレンマ
(私はとっても苦手でした。なんとか戦略とかおぼえられないっつーの<馬鹿)
小さいケーキを押し付けあっている・・・とか
男の人は可哀想だな、小さい方のケーキでいいって言えなくて。
とかいう文に共感いたしました。
経済学の勉強してるときも、人間そんなに単純に合理的になんか動くもんかー。
とか思ってたから解けなかったわけですけども。(違)
私も、この主人公と一緒で、小さい方のケーキでいいやと思う方なんです。
というか、責任もつのが怖いと言うか。
今、こういう若者、多いんじゃないかな。
なんでだろうね。
なんとなくなら、分るけどね。
それに、
このままじゃ、いけないんだろうね。