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- 作者: 斎藤孝
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
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就活してるとき、読みたかったなあと言う本。
へんてこりんな質問をするマスゴミの方にお勧めしたい一冊。
- 作者: 山本周五郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1965/12/28
- メディア: 文庫
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これは『図書館の神様』を読んで興味を持った本。
確かに、これにも書かれてるように
さぶがタイトルだけど、主人公は栄治だ。
でも、書きたかったことは さぶ なんだろうな。
さぶの生き方なんだろうな。
それで、変わっていく栄治なんだろうな。
寄場が現代の日本にも必要だな。
似たようなのはあるみたいだけど。
以下ネタばれ。
私にも栄治の寄場の時代があったなと思った。
やっぱり、栄治と同じように、今は感謝できている。
だから、おすえにうらみはないという最後の言葉は、本心だと思う。
きっと、高校生の頃の私が読んだら、感動も何もなかったと思う。
おすえのことも許せなかったろうし、栄治のことも甘いと思っただろうし
さぶのことは馬鹿にしそうだ。
今だから、うんうんって読めた。
(変わってないようで、ちゃんと変化してるんだなあ私も。)
でも、出来ることなら、苦しんでいた時代に出会いたかった本だなあ。