質問力―話し上手はここがちがう

質問力―話し上手はここがちがう

就活してるとき、読みたかったなあと言う本。
へんてこりんな質問をするマスゴミの方にお勧めしたい一冊。


さぶ (新潮文庫)

さぶ (新潮文庫)

これは『図書館の神様』を読んで興味を持った本。
確かに、これにも書かれてるように
さぶがタイトルだけど、主人公は栄治だ。
でも、書きたかったことは さぶ なんだろうな。
さぶの生き方なんだろうな。
それで、変わっていく栄治なんだろうな。



寄場が現代の日本にも必要だな。
似たようなのはあるみたいだけど。


以下ネタばれ。





私にも栄治の寄場の時代があったなと思った。
やっぱり、栄治と同じように、今は感謝できている。
だから、おすえにうらみはないという最後の言葉は、本心だと思う。


きっと、高校生の頃の私が読んだら、感動も何もなかったと思う。
おすえのことも許せなかったろうし、栄治のことも甘いと思っただろうし
さぶのことは馬鹿にしそうだ。

今だから、うんうんって読めた。
(変わってないようで、ちゃんと変化してるんだなあ私も。)
でも、出来ることなら、苦しんでいた時代に出会いたかった本だなあ。