重松清 40回のまばたき

四十回のまばたき (幻冬舎文庫)

四十回のまばたき (幻冬舎文庫)

久しぶりに本を読む。
○内容○
もうすぐ30になる売れない翻訳家 圭。
妻玲子が30歳を目前になくなる。
玲子は不倫をしていた。

圭は重度の季節性うつ病の義理の妹と関係を持つ。
義理の妹は妊娠する。

圭は、はじめて翻訳した本が売れる。
原作者が日本に来る。

○感想○
特に内容はない本だ。
書き出してみてもそう思う。
でも何か心に残る。

これを書いていた重松清
主人公と
今の自分の年齢が被るからかな。

30って節目だ。
人生の折り返し。
今が一番遠くに来ている。
ゴールまで一番遠い。

私のも穴ぼこはあって
それを何で埋めていくのだろう。

穴は穴と見つめて 生きていくのかな。