最悪 奥田英朗

最悪 (講談社文庫)

最悪 (講談社文庫)

○覚書○
野村・・・アルコール依存症の父親に虐待され、母親には棄てられ、恐喝等しながら生きる若者。
みどり・・・銀行員(一般職)。支店長にセクハラされる。腹違いの妹はぐれてしまう。
めぐみ・・・みどりの妹。なぜか、野村になつく。野村のせい?でやくざにつかまってしまう。
川谷・・・町工場を営む。騒音でどなられ、工員にはすっぽかされなどついていない。

この4人のストーリーが別々にすすみ(めぐみはおまけだけど)
一気に銀行強盗で集約する。

○感想○
なんだかよくわからないけど、運に見放されてしまうときってある。
おもしろかったわけではないけど、一気に読んでしまった。