原田マハ ナンバー9

#9(ナンバーナイン)

#9(ナンバーナイン)

○内容○
深沢真紅は、東京でキャッチセールスをしていた。
偶然から知り合った華人王剣を追いかけ中国に。
そこで、王剣のアートギャラリーの準備をすることになる。
王剣に恋していると思っていた真紅だが、マッサージ店のマッサージ師
ナンバー9に惹かれていく。
王剣の仕事に不満を持つ住民に 真紅の住む家は放火される。
その放火で助けてくれたのはナンバー9だった。
数年後ナンバー9を探すが、彼は盲人になっていた。


○感想○
最初、魚の形のダイヤの指輪なんかあるかな。
って思ってたけど、ラストシーンに繋がると気づいてほほーっと思った。
真紅が振り切ったのは、王剣なのか、ナインなのか。
どちらもなのか。


原田マハの作品は初めて読んだ。
文章は結構好き。
内容はどーってことない気がするんだけどスルスルと読めてしまった。
彼女の初期作品にゴールデンが出てくるものがあるらしいから、とりあえずそれを読んでみよう。