瀬尾まいこ 戸村飯店青春なんたら
- 作者: 瀬尾まいこ,小池アミイゴ
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2008/03/20
- メディア: 単行本
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大阪にあるとある町にある中華の戸村飯店の兄弟。ヘイスケとコウスケ。
この二人の視点を交互にしながら、物語は進む。
兄貴は器用に何でもやると思う弟。
でも実は、影で努力してたりする兄。
居場所がないと思っていて、東京に出る兄。
しかし、最後は 自分の場所は戸村飯店だと気が付く。
戸村飯店が居場所だと思っていたのに、埼玉に出る?ことになる弟。
○感想○
私は自分も上なせいか、おにいちゃんにすごく共感しつつ読んでしまった。
下は上を見て学べるとかいうとことか。
居場所がないなあと思い、家を出るとことか。
別に泣ける話じゃないだろうに、泣けた。
おにいちゃんが戸村飯店に帰れてよかったなあ。
私も、居場所が見つかるんだろうか?
本当はもう手に入れてるのかな?おにいちゃんみたいに。
ひとつきになったのは、友達のことを連れということ。
これって関東の人はいわないんじゃないかな。
おにいちゃんの専門学校の友達がそういうことに違和感を感じた。
あと
絶対瀬尾まいこの文章がよくなっていると思った。
今までとは違う感じがする。