重松清 流星ワゴン

流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

○あらすじ○
家庭崩壊し、リストラにもあい、怖くて嫌いだった父親は死にそうな主人公。
もう死んでもいいや と思っていたときに
オデッセイに乗った親子と出会う。

彼らは、主人公の 大切な瞬間(過去)に連れて行ってくれる。

彼らは初めてのドライブで死んでしまった親子だった。

そして、38歳だったときの 自分の父親にも出会う。

○感想○
どうしても、私の過去の大切なことに気付くことができなかった瞬間っていつだっただろうかと考えてしまう。


人に優しく出来なかった時?
負けた自分を受け入れられなかったとき?
常に負けてる自分を鼓舞できない今現在進行形の私の日々?




本当はいつだってやり直せるのかな?



今まで読んだ重松作品の中で これが一番スキだ。