見えない誰かと 瀬尾まいこ

見えない誰かと

見えない誰かと

小説と思って手にとって見れば、エッセイであった。
淡々とすすむ文章は小説とまったく一緒である。



図書館の神様にはモデルがいたのだなあ。


彼女は本当に教師という職業が好きだという気持ちが伝わってきた。
教師なんて本当にいやな割に合わない仕事だ(とくに公立だと)と思っていたけれど
彼女のエッセイを読んでいたら、本当は素敵な仕事なのかもしれないと思えてきた。


確かにあの若いパワーとずっと一緒にいたら
私にも何か得るものがあるのだろうなあ。
きっと。